薬物事件・麻薬事件
覚せい剤取締法違反
覚せい剤取締法違反
（１）覚せい剤取締法違反について
覚せい剤に関する犯罪では，特にその「使用」や「所持」が問題となります。
使用罪に関しては，捜査機関や裁判所は使用量，使用回数，使用期間，使用方法等を重視し，被疑者・被告人が薬物に依存している程度を判断して、起訴するか否かや量刑の判断を行います。
所持罪に関しては，薬物の所持量が最も重要な判断材料になります。
（２）覚せい剤取締法違反への対応策
覚せい剤取締法違反事件の場合，覚せい剤やその使用器具の捜索・押収や、尿の採取手続等について，捜査機関による違法な捜査が問題となることもあります。そこで，弁護人としては，違法捜査により得られた証拠であることなどを主張し、最終的に不起訴処分となるように積極的な弁護活動を行っていきます。
また，薬物事犯の場合には、再犯の可能性が非常に高いことから、再犯のおそれがないことを主張することが重要であり、本人の深い反省、監督者による厳格な監督、本人が治療機関に通うなどの事情を主張していきます。
大麻取締法違反
大麻取締法違反
（１）大麻取締法違反について
大麻に関する犯罪では，特にその「使用」や「所持」が問題となります。
使用罪に関しては，捜査機関や裁判所は使用量，使用回数，使用期間，使用方法等を重視し，被疑者・被告人が薬物に依存している程度を判断して、起訴するか否かや量刑の判断を行います。
所持罪に関しては，薬物の所持量が最も重要な判断材料になります。
（２）大麻取締法違反への対応策
大麻取締法違反事件の場合，大麻やその使用器具の捜索・押収や、尿の採取手続等について，捜査機関による違法な捜査が問題となることもあります。そこで，弁護人としては，違法捜査により得られた証拠であることなどを主張し、最終的に不起訴処分となるように積極的な弁護活動を行っていきます。
また，薬物事犯の場合には、再犯の可能性が非常に高いことから、再犯のおそれがないことを主張することが重要であり、本人の深い反省、監督者による厳格な監督、本人が治療機関に通うなどの事情を主張していきます。
